一閑張りの三線

　
”一閑張り（いっかんばり）”をご存じですか？
　竹細工の籠などに、和紙を貼り柿渋を塗って仕上げることにより、防水性の入れ物を作る伝統工芸です。和紙と柿渋の取り合わせが独特の雰囲気を醸し出して、とても和やかな気持ちにさせてくれます。和紙に文字や絵が描いてあるとさらに良い雰囲気になります。
　妻と彼女の知り合いの一閑張りの先生との間で、私の三線に一閑張りをすると面白いのではという話が持ち上がり、やってみることになりました。
　写真が、たぶんこの世に一本しかない”一閑張り三線”です。
　思った以上に調和する取り合わせとなり、とても満足しています。
　この三線は、一閑張りの先生のところに置いてもらうことになりました。
　音の方も、気に入っていただき、”早く自分でも演奏できるようになりたい”とおっしゃっていました。
　自分用もほしいので、白い布を張った胴を先生に渡して、一閑張りをお願いしました。
　

コメント 6

私、三線おやじの家内でございます。なんちゃって、ホントです、これ。
私の思いつきから生まれた、一閑張り三線。
予想以上のできばえでとても満足しています。
お二人に感謝です！
by ぱらぽん (2006-07-22 12:26) 

全ては、ぱらぽんさんのおかげです・・・・？
by (2006-07-22 17:15) 

ひょうたんから駒！すばらしい三線の実現にいちばんうれしいのは小生です。本当に感激しています。まだお礼も出来ていなくてごめんなさい。まずは弾けるようにならなくては・・・と気ばかりはやるこのごろです。ブログ訪問も楽しみ。あ〜、また夜更かしになりそうです。
by 土狸庵 (2006-07-22 19:41) 

”全ては、ぱらぽん・・・”と書きましたが、一閑張り三線ができたのは土狸庵先生のおかげです。お忙しいでしょうから、私用の胴は時間ができたときお願いします。
by (2006-07-23 10:05) 

”おおおおおおおおっー”　　　驚き！
すっごいものができましたね。　
賞金をもらった三線もすばらしかったけど、”一閑張り三線”・・・・芸術品ですね
実物を見るのが楽しみです。
by 豆大福 (2006-07-26 20:38) 

ありがとうございます。
しばらくお待ちください。お見せできると思います。
by (2006-07-26 22:14)