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大島保克さん、唄も凄いが三線の弾き方もすごい! [三線]

9月24日、大島保克さんのコンサートに行ってきました。
十五夜コンサートということで、静岡県掛川市にあるエコパスタジアムのそばに野外ステージが組まれました。
観客は芝生に座って月を眺めながら大島さんの唄を聴く趣向です。
あいにくの曇り空、少し雨もぱらついていて、中秋の名月を眺めることはできませんでした。
雨が降ってきそうだったので、途中休憩無しでほぼ2時間大島さんの唄を聴くことが出来ました。


よかったですよ。
やっぱり、沖縄の曲は唄だなと思いました。
沖縄独特のうたい方がかもし出す雰囲気はなんともいえない味があります。
雨が降りそうだったせいもあるのか、観客はしみじみと唄に浸っている様子でした。
月が出ていれば、”てぃだぬあがるまでまいあしば”と歌えや踊れの雰囲気になったのかも?

さて、三線おやじとしてはやはり三線に目が行ってしまいます。
そして、びっくりしました。
大島さんがどうやって弾いているのかまったくわからないのです。
たまに弦を指で弾いているのは見えるのですが、大部分は手のひらで弦を弾いているようにしか見えません。
妻が双眼鏡を持っていたので、それを借りてじっくり観察しましたが、どうやっているのかわかりません。
演奏の合間に、弦を弾く側の手からチラッとバチの一部を見ることができました。
これらの少ない情報から私が勝手に想像した大島保克流三線奏法は次のようになります。


左側が、大島さんの弾き方を三線おやじが真似してみた状態。
右側が、通常の三線の弾き方。


見る角度を変えるとこうなります。


三線は写真のようなバチで弾きます。
そのバチを手のひらで包み込むようにして持ってひくのが大島さんのやり方でしょうか?
こうすれば、親指や人差し指は自由になります。

三線おやじもこの方法にチャレンジしてみました。
簡単な曲なら何とか弾くことが出来ましたが、
カチャーシの演奏やバチと指の併用はとても出来ませんでした。

やっぱり、物事奥が深いですね。


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