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三線おやじの三線作り もくじ? [手作り三線]


三線おやじの三線作りもいよいよ本題に入ります。
でも、読者の皆さんにとっては、しばらく前置きのような説明が続きます。
別に、もったいぶっているわけではありません。
普通の本なら、本文を理解するために必要な補足説明は後ろの方についています。
読者は、必要なときにページをめくることにより、いつでも補足説明を見ることができます。
しかし、ブログではそうはいきません。
必要と思われる補足説明は本題の前にしておかなければなりません。
既に書いた2回の章前も、本の方では付録としています。

今後の予定を知っていただくために、本の目次を示します。
まず「三線づくりに必用な道具と材料」について述べた後に本題に入る予定です。
しばらくはがまんしてください。

もくじ

はじめに
三線作りをはじめる前に
   三線の全体像/三線作りの基本/三線作りに使う道具/三線の扱い方/三線の製作図
三線の製作
   カンカラ三線を作ろう
      歌口の製作
      棹の製作
         材料の選び方
         棹の墨付け
         棹の粗加工
         棹の仕上げ加工
      缶チーガの製作
         材料の選び方
         墨付け
         缶の角穴加工
      ウマの製作
      カラクイの製作
      猿尾の製作
      三線の弦
   本格的な三線を作ろう
      チーガの製作
         材料の選び方
         チーガの加工
         チーガの仕上げ
      チーガに布を張る
         布張り治具の製作
         布張り作業
            材料選別
            布張り作業
三線用の小物
   三線スタンド
   三線掛け
   胴巻き
三線づくりに必要な道具と材料
      道具類
      材料
道具の手入れ
音階について
設計図を書こう
三線の扱い方入門
   三線の組み立て
   弦を張る
   音を出す
      音を出す準備
      音を合わせる
      三線を弾く
あとがき
付録


三線おやじの三線作り 章前 図面の読み方 [手作り三線]

三線の作り方の2回目です。
今回は、このブログで使う図面の読み解き方について説明します。
三線づくりには、ミリメートル単位、場所によっては0.1mm単位の精度(守るべき寸法誤差)が要求されます。
その精度を説明する道具として図面を用いています。
今後、図面を表示するときにこのページに跳べるようにします。
なかなか本題に入れませんが、まず本文を理解するために必要な補足説明から始めます。解っている方は飛ばしてください。

 図面の印刷についてはこちら

図面のルール

 正面図Aの場合の外形は、矢印Aの方向から平行な光を物体に当て、当てた光線に対して垂直な面にできる物体の影で表されます。面と面が接する場所にできる稜線は、光を当てた側から見える通りに書きます。もし稜線が見えない場合(C,E,F)は破線で書きます。A~Fの図を描く位置関係は常に同じで、参考図の様になります。
 一つの物体に対して常に6種類の図を書く必要はありません。その物体の形状が理解できる最小限の図があれば十分です。例の物体の場合、AとB又はAとDの図を書きます。AとC、AとE又はDとFの組み合わせでも物体の形状は理解できますが、直感的に理解しやすくする為に、隠れている稜線を表す破線はなるべく避けるようにします。

線の種類

太い実線(連続する線)は物の形(稜線)を表しています。
太い破線(点線)は隠れている稜線を表しています。
形状を理解しやすくするために、補助線を使っています。
一点鎖線(長い線と1点が交互に描かれる線)は、対称な形状の中心に描かれ、中心線と呼びます。
二点鎖線(長い線と2点が交互に描かれる線)は、他の部品との組み合わせを確認したりするために用いられ、想像線と呼びます。
線の色は、理解しやすくするために使い分けています。

寸法表記

長さはmm(ミリメートル)、角度は度(一周360度)です。
直径は数字の前にΦを付けます。半径の場合は数字の前にR又はrを付けます。


三線おやじの三線作り 章前 図面を見るには [手作り三線]

今年は、三線の作り方をブログに書くと決心しました。
これを実現するには、三線の設計図を判別できる形で提供しなければいけません。
三線の設計図はCADで描いてあります。
CADの図面をそのまま提供するには、CADのファイルを置いておく場所を準備して、見る人はCADのプログラムをパソコンにインストールした上で、図面ファイルをダウンロードする必要があります。
そんな面倒くさい手順を踏むようでは、興味が半減してしまいます。
とは言っても、ブログで表示できる画像のサイズでは、図面の情報を読み取ることができません。

そこで考えたのが次の方法です。
・画像ファイルはpng形式で提供する。
 pngファイルは色情報が少なく同じパターンが繰り返される画像を
 少ない容量で正確に保存することに適しています。
・ブログ画面には横幅に合わせた形で縮小して表示される。
 残念ながら細部まで正確な表示はできません。
画像を保存し印刷する。
・画像の上にマウスカーソルを持っていき、左ダブルクリック。
 別画面が立ち上がり、図面画像だけ表示されます。
・画像の上にマウスカーソルを持っていき、右クリック。
 画像を保存する作業を選んで左クリック。
 画像を適当な場所に保存する。
 注:印刷も選択可能ですが、ここで印刷をしないで下さい。
    図面の左側のみ印刷されます。
・画像を扱うプログラムからA4サイズに印刷する。
 Windowsを使っているなら、画像ファイルを左ダブルクリックして、
 「Windows 画像とFAXビューア」を起動し、「印刷」を左クリックして、
 「写真の印刷ウィザード」で印刷すると良いでしょう。

これでも十分面倒ですが、図面をブログで提供できる最も簡単な方法かと思います。
次の図を上記の方法で保存し印刷してみてください。
三線の作り方シリーズでは、この方法で図面を提供していく予定です。
図1三線組図.png
図1 三線組図


三線おやじのホームページ作り [パソコン]

三線おやじが手がけた3作目のHPがアップされました。
1作目は雛人形屋さんのHPの全面改装。
この改装では満足されなかったらしく、一年ほどでほとんど変えられてしまいました。
2作目はこのブログにもたまに登場する、NPO法人 藤枝・お茶事の村のHP。
これは、気に入ってもらえたらしく、最初のパターンを踏襲して情報の変更が行われています。
3作目が今回のHP。
http://www.ellie.co.jp/
”エリー株式会社”、”アロエの未来”、”アロエリー”の言葉で検索するとYahoo等の最初のページに出てきます。

以前勤めていた会社の知り合いから紹介されてこのHPを手がけることになりました。
内容は、アロエベラの葉肉をこれまでにない技術で乾燥した製品の宣伝と販売です。
一般的な言葉を使うなら、健康食品のネット販売のためのHPです。

なんでそんなHPを手伝ってもよいと思ったか、
それは、この会社が売ろうとしている商品が技術的に面白く嘘は無いと思ったからです。
もともと、技術畑で働いていた私ですから、核心をついた部分まで質問させてもらいました。
そこから得たのは、”これは、世の中に広めてもよいものでは”との気持ちです。
同時に、私のようなつたないHPづくりの技術で大丈夫だろうかとの不安も感じました。
とはいっても、小さな会社で宣伝に使える予算などほとんど無い状態です。
とにかく、手伝わせてもらうことにしました。
そうして出来上がったのが、上記のHPです。

私自身も試しにこの製品(アロエリー)を服用しています。
効果はあるようです。
便が硬いと切れる痔だったのですが、服用数日にしてその症状が出なくなりました。
体調もなんとなく良くなったような気がします。
昨年暮れに、2週間ほどやめた時期があったのですが、そのときに風邪をひいてしまいました。
元々、大病の後は体調が回復せず、風邪をひくと一ヶ月くらいほとんど何もできませんでしたが、今回は風邪をひいた時がHP作りで最も忙しく、何とか寝込まないで乗り切れたのもアロエリーのおかげかと思っています。

健康食品というと、なんとなくいかがわしい雰囲気を感じるのは私だけでしょうか。
毎日のように、TVや新聞のチラシで宣伝と勧誘が繰り広げられています。
HPをつくり始めて、エリー株式会社の社長さんから聞いたのですが、いかがわしい物が多く出回っているので、消費者を守るため表現には法的な規制が多くかけられています。
公的機関が認可していない物は、その具体的な効能を述べてはいけないのです。
アロエについて言うならば、植物そのものを販売するなら公的機関が認めている効能に限って表現しても良いが、その加工品については元の植物と同じ効能を述べてはいけないのです。
その認可を得るには、気の遠くなるような時間とお金が必要になります。
皆が、嘘をつかない社会なら不要な無駄がまかり通っている現実を知らされてしまいました。


三線おやじの決意? [三線]

  

あけましておめでとうございます。
今年も、みなさまにとって良い年でありますように。

三線おやじとしては、今年こそ、三線のつくり方を皆さんに紹介しようと思います。

最初は本にしようとして、見積もりまで取って、値段と内容のバランスに満足できず断念してしまいました。
次に、電子出版でもと思い、自分なりにまとめてみました。
これが、思っていたより大変で、まだ完成にこぎつけていません。
つくり方を説明する部分は何とかまとめたのですが、読者の皆さんに読む気を起こさせる表紙と最初の数ページのカラー写真の配置がうまくできません。
本を作るプロのすごさを思い知らされるばかりです。

今年は、ブログに連載してみようかと思っています。
ブログに連載する問題点は、図面です。
どうやって、見ることができる図面を届けることができるのか?

こうご期待!

しばらくブログを更新できなかったのは、頼まれたHP作りに忙しかったからです。
そちらの話はまた改めて。
どんなHPかは、こちらをご覧下さい。


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