街づくりはタイミングが大切? [地域]
昨年の5月に、
「こうなると楽しい藤枝の街並」
と題して、旧藤枝宿の周辺をこのようにすると、楽しく暮らせて人も集まる空間が創出できるのではと提案したイラストを掲載しました。
このイラストは「NPO法人 藤枝・お茶事の村」が2006~2007に取り組んだ「街並づくり研究会」から提案されたものです。
この中に、旧藤枝宿の今の商店街の通りの両側に駐車スペースを設けることを提案したイラストがありました。
これと同じ発想の街並を隣町の焼津で見つけました。
ところが、金曜日の午後3時ごろ、そろそろ夕方の買い物客で賑わっても良い時間帯なのに、人通りがほとんどありません。写真を見ていただけるとわかるように、車と人の両方について考慮してあるし、奇麗に整備されているにもかかわらず、こんな状態です。何軒かのお店ではシャッターが降りている始末です。
私の想像では、改装のタイミングが遅かったのではとおもいます。
十数年前から焼津の郊外では区画整理が大々的に行われ、そこに大型店が出店し、JR焼津駅周辺の中心市街は寂れていきました。
それを食い止めるべくこの改装が行われたのでしょうが、時既に遅しということだったのでしょう。
それとも、私が勝手な思い違いをしているだけでしょうか?
旧藤枝宿の商店街の改装も人の流れが郊外中心となってしまってからでは遅いと思っているのは私だけでしょうか?