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事業仕分け、まずは健康第一で!! [雑談]

今いろいろと物議をかもしている事業仕分け、まずは「健康第一」でやってほしいと思いました。
今の自分が健康とは言えないので、余計にそう思いました。
実際行われた仕分け作業も、基本的には「健康第一」の考えに沿ったものだったと思います。

健康でなければ、普通の暮らしすら持続困難となってしまいます。
まして、何かの分野で世界レベルを目指すなら、より高いレベルで健康であることが必要でしょう。

今の国の運営状態を体にたとえたとき、健康であると言い切れる人は多くは無いでしょう。一般会計とは言いながら、その半分を借金で賄う体質が健康であるはずがありません。
ここで言う健康とは、体質関連のことであり精神的なことではありません。
精神的な健康判断はその人の価値観によるので差異が大きく、ここでは取り上げるつもりはありません。
でも、体力にあたる国の力の質が健康な状態であることを望まない人は少ないと思います。国の体質は、国としてやっていく為に必要となるさまざまな機能の運営における合理性で判断できると思います。目的を達成する為に柔軟かつ無駄の無い組織作りが行われているかがチェックポイントとなるでしょう。
私は、今回の「事業仕分け」は各組織の健全度をチェックしたと思っています。

そこで話題になった事柄についての私なりのコメントです。

・予算の使われ方が明るみに出た。
 たぶんそうでしょう。
 組織運営の健全度を向上させる最良の手段は情報公開だと思います。
 でも、今回はほんの一部でしょう。
 他の事業も今後明るみに出ることを望みます。
 ただ、今回のような劇場型が本当に良いのか不安はあります。

・仕分け人の選考基準が良くわからない。
 これは、その通りと思います。
 少なくとも新聞やニュースで伝えられた記憶はありません。
 民主党はどこかで説明しているのでしょうか?
 政権交代したばかりの民主党ですから全て利権がらみは不可能とは思います。

・1時間で事業を決めても良いのか?
 健全度のチェックだけなら1時間でじゅうぶんです。
 事業の必要性と運営状態を説明するには10分もあればじゅうぶんでしょう。
 質疑応答そして結論を出すのに50分は長すぎるくらいでしょう。
 それで判断できなければ、保留にすれば良いのです。
 サラリーマンをやっていた頃、仕分けられた経験からの感想です。

・仕分けの理念が無い
 現時点では理念を強く働かせる必要は無いでしょう。
 理念にとらわれすぎると、聖域ができてしまいます。
 まず、問題点を挙げて、理念に基づいて結論を再考すればよいでしょう。

・科学技術や防衛は聖域か?
 聖域なぞ存在しないでしょう。
 今回は運営方法のチェックを行っていると考えれば良いと思います。
 重要な事業ほど、その運営方法をしっかりチェックすべきと思います。
 特別扱いにするよう、集団でトップに怒鳴り込むやり方は感心できません。
  収入が減ったのに小遣いを減らすなと駄々をこねている子供のようです。
  国のお金を使っているのですから、まず国民に感謝の意を示すべきです。
  使い方を工夫し無駄を無くす努力をする意思も示して欲しかったです。
  私も元は技術畑の人間です。
  科学技術が日本には重要だと思っているだけに、残念な報道です。
  マスコミが面白おかしく取り上げただけだと思いたいです。

余談
今回の仕分け作業中かどうか忘れましたが、あまりにひどい天下り団体を「ぴんはね法人」と呼ぶかどうかの議論がなされ、品位がないとのことでとりやめとなったようです。
採用されていれば、大きな抑制効果を発揮したと思います。
レッテルを貼られた側にとっては衝撃であり、言葉の暴力でしょう。
そこまでしなければ改善されない程ひどいとは思いたくありません。
しかし、国の財政の実情を最も理解しているはずの人たちが天下り法人を作っているのも事実です。
やっぱり、どんな手を使っても正すべきは正したほうが良いのでしょうか・・・

まだ生きています! [雑談]

6ヶ月もブログの更新を放棄していました。
定期的に見ていてくださった方々の中には、
「もしかしたら・・・」などと想像をされた方もいらっしゃるのではないかと思います。

でも、三線おやじ、まだ生きています。

確かに、この6ヶ月のあいだの健康状態はひどいものでした。
普通の生活が困難になってしまったのです。
歩くことがランニングをしているのと同じような状態になってしまったと言えば、解りやすいかもしれません。
もちろん病院に行きました。
その結果は、酸素吸入を行いながら生活するというものでした。
酸素吸入の補助があれば普通に歩ける事を期待したのですが、そんなにうまくはいきませんでした。
少しは楽になったかなと感じる程度の改善しかなかったのです。

そんな状態ですから、この6ヶ月、ほとんど寝たきりのような生活でした。
寝ているだけではどんどん体力が低下するので、一日15分以上は歩くことを心がけたのですが、
これがしんどいのなんの、継続する意志の強さを試されているとしかおもえません。
ブログも更新する気すら起こりません。
2Fにあるパソコンに到達するため階段を上るには大きな決心が必要なのです。
たかだか13段ほどの階段を上った後しばらくは苦しくて呼吸を整えなければなりません。

今は少しは改善したかというと、そうではありません。
しかし、いつまでも改善しない状態を嘆いていてもしかたがありません。
普通の生活ができないこの状態が継続することを受け入れる必要がある。
この状態でできることをやらなければならない。
なるべく前向きに考えることにしようと、自分に言い聞かせています。
(なかなか、納得はできませんが.....)

ブログもたまには更新していこうと思います。

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栗本薫さん。残念です。ヤーンの定めですか? [雑談]

私と同い年の有名人といえば、一般的に有名なのは落合博満と北の湖。
でも、お二人には申し訳ないのですが、私の中で一番は栗本薫さんです。
中島梓としての方が有名だったと思いますが、私としては”栗本薫”です。
5月26日その栗本薫さんが亡くなられてしまいました。
生死に関わる病気を患いながら何とか命を取り留めている人間としても、
彼女の死は残念でなりません。
私のような人間は生き延びているのに、才能のある彼女にはその機会が与えられなかった。
現代の医学をもってしても何とかならなかったのかとの思いでいっぱいです。

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私が栗本薫さんを知ったのは、1979年5月号のSFマガジンでした。
(SFマガジンには1979年3月号で短編デビュー)
ちょうど30年前のこの時、世界一の長編「グインサーガ」が我々の前に姿を現したのです。
この頃の私は、ハードSFと呼ばれていた科学を前面に出したものが好きだったので、
そのときはあまり気にも留めていませんでした。
1986年頃に何かのきっかけで読み出してから後、はまってしまいました。
私のこれまでの人生で最も忙しかった年なので、
1986という数字を覚えているのでしょう。
アメリカ赴任からの帰国、ヨーロッパでの新規プロジェクトの準備、
父の死、とにかく目の廻るような日々でした。
そんな状態ですから、理屈ぬきで楽しめるものを求めていたのではないかと思います。

その後「グインサーガ」は読み続けていましたが、
彼女の他の作品にまでは手を広げてはいませんでした。
それが大きく変わったのは、病気を患って入院してからでした。
彼女のさまざまな作品が私の闘病生活を応援してくれました。
私の場合も何度も病気が再発して入院を繰り返しました。
そのたびに彼女の作品にはお世話になりました。

栗本薫さんありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

1979年5月号からSFマガジンに連載されたグインサーガを読み返してみました。
今では考えられない記述があり、びっくりしてしまいました。
時代感覚が鋭かったはずの彼女にもこんなことが起こりえたのですね。
指摘された間違いを訂正したのも勇気ある行為だったと思います。
(詳しいいきさつは、文庫本「グインサーガ1 豹頭の仮面 改訂版」に記述されています。)

あー もったいない [雑談]

3日ほど前の夜、日頃殆ど鳴らないケータイがメールの着信を告げました。
確認すると、なんと数件のメールが届いているではありませんか。
珍しいなと思いながら差出人と内容をみると、これがいかにもあやしい雰囲気です。
あわてて、内容を消去するとともに差出アドレスを受け取り拒否に登録。
ところが、「アドレスに不正な文字が含まれている....」とのことで受け取り拒否登録が出来ません。
そうしているうちに、同じような内容のメールがたくさん送られてきます。
これはケータイの受け取り設定を根本から変更しなければと感じ、インターネットで設定方法を確認したところ、電話会社に登録したパスワードが必要とのこと。
これまで使ったことも無いパスワードですから覚えているはずもありません。
迷惑メールはどんどんたまっていきます。
次の日に電話会社のサービス窓口で新しいパスワードを登録し、メール受信の設定も変更してなんとか難を逃れることが出来ました。

送られてきたメールのCCには似たようなアドレスが併記されていました。どうやら、迷惑メールの差出人は言葉の組み合わせからありそうなアドレス名を割り出して私のケータイメールアドレスを探し当てたようです。
組み合わせは無数に考えられますから、自動的に言葉の組み換えを行いながらメールを発信・確認するプログラムを作っているのでしょう。
私にも少しはコンピュータプログラムの知識があるので、これがどの程度の技量が必要かわかります。

人は自分が出来ることは誰でも出来ると思いがちで、自分より出来る人と比べて自分の能力を評価しがちです。
そして、しなくても良い無理をしてしまうものです。
こんなことをしなくても自分の技量を生かす場はたくさんあるとおもいますよ。

あー もったいない。

今年は何をやろうかな・・・ [雑談]

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あけましておめでとうございます。

「今年は何をやろうかな・・・」と、新年早々なさけないタイトルですみません。
飽き性という自分の性格が災いして、一つのことに専念することができません。
何か始めても、ゴールらしきものや本質が見えてくると、
「まあ、こんなもんでいいか」
と思う気持ちが強くなり、
「何か面白いものはないかな」
と、次のターゲットを探してしまいます。
これまでは次のターゲットが見つかっていたのですが、今回はちょっと違います。
次の面白そうなものが無いのです。

飽き性とはいってもしつこい部分もあって、手を出したが今はやっていないことも止めてしまったわけではないのです。
まだ、私の中の片隅に忘れられずに置いてあるのです。
今年は、そんな昔やったことのおさらいから始めようかなと思っています。

まずは三線の腕を上げることかな...
三線作りも復活させたいなあ...
英語力だって中途半端だし...
ドラムの技量だってまだまだだし...

飽き性というより、欲張りの方が当たっているようですね?!

昔の本も捨てがたい [雑談]

本棚がいっぱいになってしまいました。
文庫本やペーパーバックサイズの本は写真のようにティッシュペーパーの箱に入れてスペースを稼いでいるにもかかわらず、本棚以外の場所に積み上げなければならなくなってしまいました。
今年の夏一ヶ月ほど入院し、そのときに読んだ本が加わったおかげで、さらにひどい状態になり、見てみぬふりができなくなってしまいました。
重い腰をあげて本棚を整理することになりました。

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スペースの有効利用も工夫していたのですが、本棚はいっぱいに....

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本棚の一部。壁一面に作りつけ。しばらくはいっぱいにならないはずだったのに。

昔は「野菜のように本を買う」と妻に言われたほど本を購入していました。
でも、それは結婚する前の話で、その頃の本の殆どは度重なる引越しの都度ダンボールに詰めて私の実家に送ってしまいました。送られた本は今でも実家の2階にある物置エリアに箱詰めのまま積み上げられています。
時のたつのは恐ろしいもので、購入量は減ったといっても毎年着実に増え続け、とうとうあふれてしまいました。
本棚を整理をすると言っても、いっぱいなのですから退去してもらう本が出てきます。
本を大量に購入していた頃の生き残り、SFマガジン(1975位から約15年分)を本棚から外すことにしました。
たしかに、ここ何年も手にしたことはないので外しても良いはずでした。
外すと決めて手にしてみると、未練が出てきます。
「30年前の雑誌の文字は小さかったな」とか「豊田有恒さんの「ダイノサウルス作戦」、今ならちょっとありえない設定かも?」など、ついつい読んでしまいます。
こんなことで本棚の整理ができるのだろうかと思いながらも、昔の本を読み返すことに楽しみを見出してしまいそうです。

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30年前の雑誌も結構読めたりします。

「レッドクリフ」と「赤壁の戦い」 [雑談]

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レッドクリフを観てきました。

映像はすごい。
戦闘シーンなどは、映画館で観なければと思わせるだけの迫力がありました。
さすがです。
でも、前編だからまだどうなるのか解らないけど、
三線おやじのイメージの中にある「赤壁の戦い」とはだいぶ違うなと思いました。
「ストーリーに必要かと思われる陸上戦」や「孔明と周瑜は友達関係?」等、そうだったかなと思われる展開です。
表現方法にも少し違和感がありました。
圧倒的な曹操軍のはずが、画面からあまり伝わってこないのです。
大軍は出てくるのですが、とてもこんな軍隊に勝てるわけがないと思わせるものが伝わってこないのです。
7人の侍の野武士の群れの方が、人数は少ないのに勝てるわけがないと思わせるのは何故なのでしょう?
配役も、もう少し役柄に応じた変化を持たせた方が良かったと思います。
三国志の予備知識があり、東洋人の顔に見慣れている私ですら、誰が誰か区別がつきにくかったのですから、西洋人が見たらどうなるのでしょうか?西洋的な東洋人俳優を並べたせいでしょう、東洋人顔そのものの中村獅童がとても目立っていました。
曹操の描かれ方も、少しかわいそうです。
他の役にも言えるのですが、それぞれが国を背負っている重さがあまり伝わってきませんでした。
そんな中、関羽と張飛のイメージはなかなか良かったと思います。

ジョン・ウーが伝えたいポイントはどこにあるのか?
後半を見れば納得できるのかもしれません。

ストーリーには全く関係ありませんが、エンドロールの文字が判読不可能なほどに小さくてぼけているのはわざとだったのでしょうか?

ほんとうは人間問題なんだよね。 [雑談]

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気付くのは今。
築くのは明日。

昨日見た映画のキャッチフレーズです。
映画のタイトルは
KIZUKI
環境問題を取り上げた映画です。

環境問題のような社会的な問題を題材とする映画というと、主張が先走りして押し付けがましいとの印象が強く、正直なところ期待はしていませんでした。

ところが、この映画はそんな先入観とは関係の無い次元にありました。
なんともいえない雰囲気をかもし出しているのです。
フィクション映画を見た後の高揚感はありません。
ドキュメンタリー映画を見た後の感動もありません。
でも、心に染み込んでくるものがあるのです。

この映画は、一般の映画館では公開されていません。
興味を持ったグループや団体による自主上映のみのようです。
DVDを手に入れる方法はあるようです。
個人的には、劇場で見るよりもお茶の間でなんとなく見るほうが良い映画だと思います。

DVDを含めた映画についての情報を入手するには、HPの検索エンジンにローマ字で「KIZUKI」と入力して下さい。

三線おやじ 健康第一!を実感 [雑談]

三線おやじは、ほぼ一ヶ月の間入院しておりました。
妻がブログでその間の経過を報告(さらしものに)していますので、もし興味があれば覗いて見てください。
ごきげんぱらぽん

自宅療養を含めたこの2ヶ月間、病気との付き合いでまともな生活を送ることができませんでした。
入院してできたことといえば、読書。
佐伯泰英さんを40冊ほど読みました。
一日中寝転がって、食事以外は読書三昧をすると、3冊(1000ページ)くらいは読めてしまいます。
充実?無駄? どちらともいえないおかしな時間をすごしました。
そもそも、胸の横に穴を空けられて、そこに管をつながれているのですから、満足に歩き回ることもできません。
トイレと食事以外は、言われなくても安静を選んでしまいます。
そんなわけで、目を覆いたくなるほど体力が低下しています。
我が家の階段(13段程)をのぼるだけで息が切れて不整脈が出てしまいます。

昔から健康は何事にも換え難いと言いますが、本当にそう思わされました。

せめて、日常生活は普通の人と同じテンポで過ごしたい。
これが三線おやじの今の願いです。

心配してくださった方々、気にかけてくださった方々、どうもありがとうございます。
なんとか退院することができました。
毎日、着替えと本の運搬をしてくれた妻には頭が下がります。

病院のベッドは電動でした、高さ、上半身、足の上げ下げが可能なタイプです。
動作スイッチを押すと、動作が始まる前にアナウンスが流れます。
妻は、”あたまが下がります”というアナウンスがとても気に入っていました。

自転車の目線もなかなか [雑談]

このところ、三線作りの記事が続いてしまいました。
私の中では、三線以外で話題に出来そうなものがないのでしょうがありません。
今日は、久しぶりに三線以外の話題です。

2日前、家から片道4km程のところに新しく出来たコーヒーハウス(元町珈琲 静岡藤枝の離れ)に、自転車で朝食を食べに行きました。
妻に急用ができて、前の晩から車で出かけてしまいました。
朝食を作ろうにも、買い物から始めなければなりません。
いつもは妻に頼っているので、買い物をしてもまともなものは作れません。
我が家にはもう一台車があるのですが、燃費が今ひとつで、朝食だけの為に車を使うのは、このガソリンが高騰している中気が引けてしまいます。そこで、息子が高校時代に使っていた自転車で出かけることにしました。
このところ我が家の階段を昇り降りしても息切れするほど体力がなくなってしまった私にしてみれば、ちょっとした冒険です。
恐る恐る、なるべく力を使わないように心がけながら自転車を走らせました。
無事コーヒーハウスに着いて、目的のモーニングセットにありつきました。
トースト、ゆで卵、ミニサラダ、ヨーグルト、コーヒーで500円はそれなりです。
行きは、主に下りだったので楽でした。
帰りは、逆ですから当然のようにきつくなります。
5月にしては暑く、良く晴れて太陽も照り付けてきます。
体調に問題を抱えている私としては、正直不安でした。
それを救ってくれたのが、瀬戸川の土手の桜のトンネルです。
今の時期は、太陽をさえぎってくれるし、川からの涼風も体を包んでくれます。
おかげで、なんとか家までたどり着きました。
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瀬戸川の土手。桜の時期も綺麗ですが、今の時期も役に立ちます。

初めて携帯電話の写真機能を使いました。
パソコンにデータを移すには面倒な手続きが必要でした。
(なるべく、携帯のパケット通信を使わせようとしているので、それ以外の方法には不親切)
おかげで、この記事をアップするのに3日もかかってしまいました。

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