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三線おやじのDIY2 踏み台?を作る [DIY]

前回、角の継目のめどが何とか立ったので、次の段階に進むことにしました。
リビングの大きな棚を作る前に、小さい棚を作ることにしました。
ところが、小さい棚を置く場所が見当たりません。
そういえば、トイレに踏み台兼用の小さいラックが欲しいと言われていました。
今も小さいラックが置いてあるのですが、そのラックは踏み台の代わりにはなりません。
以前そのような使い方をしてひどい目にあった人がいます。
そこで、踏み台兼用の小さいラックを作ることにしました。
継目の強度を確かめるにはちょうど良いかもしれません。

まず、設計をしました。
090212ラック小.png
今トイレに置いてあるものとほぼ同じサイズです。
トイレに置くにはもったいないと言われるようなものにしたいものです。
強度の面も十分なはずですが、実際はどうなることかちょっと不安です。

早速、近くのDIYショップで材料を購入して切断しました。
現在ノコで加工できるところまで終わっています。
090212のこ切断面.jpg

後はノミを使って仕上げなければなりません。
棚板は、はめ込むことが出来るようにするつもりです。
この加工も大変です。正確な加工をする為に、まずルーター(溝や角の加工が出来る道具)を取り付ける作業台を作る必要がありそうです。
小さいラックですが、加工にかかる手間はかなりなものになりそうです。
はたして完成するでしょうか?

三線おやじのDIY1 木組みを使ってみたい [DIY]

しばらく物を作っていなかったので、物作りの虫がうずうずしてきました。

妻の作業部屋からあふれ出したものがリビングの一角を占領し始めたこともあり、だいぶ前に妻から要望が上がっていた、リビングルームのラックを作ることにしました。

リビングルームに置く家具ですから、見栄えにも配慮したものを作りたい。
これまで作った棚物のように、板の組み合わせでも良いのですが、もう少し凝ってみたい。
そんなことを思うと、日本の伝統的な木組みを応用したラックのイメージが頭の中に浮かんできました。
一辺が3cm程度の角材を使ったジャングルジムのようなラックです。サイズは1.8mx1.8m程度、結構大物です。
さらにそのイメージの中では、ラックの角はどこから見ても端面が45度に加工された角材がつき合わせてあり、釘は一本も使っていません。
でも、実際にそんな加工ができるのでしょうか?
高級家具ではそんなイメージのものを見たような気もします。

イメージを現実のものとするには、木材をつなぎ合わせる方法を知らなければなりません。
いろいろ探して、鳥海義之助さんの「図解 木工と継手と仕口」がよさそうに思えたので、早速購入しました。
本の内容を紹介することが目的ではないので詳しくは書きませんが、日本の木工の奥深さが伝わってくる書で、購入して良かったと思いました。
外見では単純に見えるつなぎ合わせも、強度を保つ為に複雑な加工がなされている事が良くわかります。
正直、こんな加工が素人に出来るだろうかとの思いがわきあがってきます。
そこで、3段階の目標を作って目的を達成することにしました。
1.難しいつなぎ合わせは、端材でその部分だけ作ってみる。
2.基本構造は同じだが、サイズも小さく構造が単純なラック(実用品)をつくる。
3.リビング用の正規のサイズのラックを作る。

まず、1.の目標です。
ラックの角の部分の加工がとても難しそうです。そこで、まずサンプル加工をしてみることにしました。
端材の端面を加工し、
090203端面加工.jpg

組み立ててみます。
090203組み合わせ.jpg

少しガタはでましたが、初めての加工としては上出来です。
090203結合1.jpg
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2.の段階に進む決心がつきました。

今年は何をやろうかな・・・ [雑談]

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あけましておめでとうございます。

「今年は何をやろうかな・・・」と、新年早々なさけないタイトルですみません。
飽き性という自分の性格が災いして、一つのことに専念することができません。
何か始めても、ゴールらしきものや本質が見えてくると、
「まあ、こんなもんでいいか」
と思う気持ちが強くなり、
「何か面白いものはないかな」
と、次のターゲットを探してしまいます。
これまでは次のターゲットが見つかっていたのですが、今回はちょっと違います。
次の面白そうなものが無いのです。

飽き性とはいってもしつこい部分もあって、手を出したが今はやっていないことも止めてしまったわけではないのです。
まだ、私の中の片隅に忘れられずに置いてあるのです。
今年は、そんな昔やったことのおさらいから始めようかなと思っています。

まずは三線の腕を上げることかな...
三線作りも復活させたいなあ...
英語力だって中途半端だし...
ドラムの技量だってまだまだだし...

飽き性というより、欲張りの方が当たっているようですね?!

昔の本も捨てがたい [雑談]

本棚がいっぱいになってしまいました。
文庫本やペーパーバックサイズの本は写真のようにティッシュペーパーの箱に入れてスペースを稼いでいるにもかかわらず、本棚以外の場所に積み上げなければならなくなってしまいました。
今年の夏一ヶ月ほど入院し、そのときに読んだ本が加わったおかげで、さらにひどい状態になり、見てみぬふりができなくなってしまいました。
重い腰をあげて本棚を整理することになりました。

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スペースの有効利用も工夫していたのですが、本棚はいっぱいに....

081209本棚.jpg
本棚の一部。壁一面に作りつけ。しばらくはいっぱいにならないはずだったのに。

昔は「野菜のように本を買う」と妻に言われたほど本を購入していました。
でも、それは結婚する前の話で、その頃の本の殆どは度重なる引越しの都度ダンボールに詰めて私の実家に送ってしまいました。送られた本は今でも実家の2階にある物置エリアに箱詰めのまま積み上げられています。
時のたつのは恐ろしいもので、購入量は減ったといっても毎年着実に増え続け、とうとうあふれてしまいました。
本棚を整理をすると言っても、いっぱいなのですから退去してもらう本が出てきます。
本を大量に購入していた頃の生き残り、SFマガジン(1975位から約15年分)を本棚から外すことにしました。
たしかに、ここ何年も手にしたことはないので外しても良いはずでした。
外すと決めて手にしてみると、未練が出てきます。
「30年前の雑誌の文字は小さかったな」とか「豊田有恒さんの「ダイノサウルス作戦」、今ならちょっとありえない設定かも?」など、ついつい読んでしまいます。
こんなことで本棚の整理ができるのだろうかと思いながらも、昔の本を読み返すことに楽しみを見出してしまいそうです。

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30年前の雑誌も結構読めたりします。

「レッドクリフ」と「赤壁の戦い」 [雑談]

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レッドクリフを観てきました。

映像はすごい。
戦闘シーンなどは、映画館で観なければと思わせるだけの迫力がありました。
さすがです。
でも、前編だからまだどうなるのか解らないけど、
三線おやじのイメージの中にある「赤壁の戦い」とはだいぶ違うなと思いました。
「ストーリーに必要かと思われる陸上戦」や「孔明と周瑜は友達関係?」等、そうだったかなと思われる展開です。
表現方法にも少し違和感がありました。
圧倒的な曹操軍のはずが、画面からあまり伝わってこないのです。
大軍は出てくるのですが、とてもこんな軍隊に勝てるわけがないと思わせるものが伝わってこないのです。
7人の侍の野武士の群れの方が、人数は少ないのに勝てるわけがないと思わせるのは何故なのでしょう?
配役も、もう少し役柄に応じた変化を持たせた方が良かったと思います。
三国志の予備知識があり、東洋人の顔に見慣れている私ですら、誰が誰か区別がつきにくかったのですから、西洋人が見たらどうなるのでしょうか?西洋的な東洋人俳優を並べたせいでしょう、東洋人顔そのものの中村獅童がとても目立っていました。
曹操の描かれ方も、少しかわいそうです。
他の役にも言えるのですが、それぞれが国を背負っている重さがあまり伝わってきませんでした。
そんな中、関羽と張飛のイメージはなかなか良かったと思います。

ジョン・ウーが伝えたいポイントはどこにあるのか?
後半を見れば納得できるのかもしれません。

ストーリーには全く関係ありませんが、エンドロールの文字が判読不可能なほどに小さくてぼけているのはわざとだったのでしょうか?

いつになったら弾けるようになるのか? [三線]

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三線を始めたとき、いつかは弾いてみたいと思った曲は、
「オジー自慢のオリオンビール」
「唐船ドーイ」
「ハイサイおじさん」
「オバー自慢の爆弾鍋」
等いろいろありました。

「オジー自慢のオリオンビール」、「唐船ドーイ」(いろんなバージョンがあるようで、よなは徹さんが弾くタイプはまだ弾けません)、「ハイサイおじさん」は何とか弾けるようになったのですが、「オバー自慢の爆弾鍋」はまだまだです。
「オバー自慢の爆弾鍋」、指使いはそんなに難しくないのですが、スピードについていけません。
特に、3連譜。
すでに50を大きく超えてしまった私には無理なのかもしれません。
「3連の中を省略すれば何とかなるのに」などとつまらない事を考えながら、ぼちぼち練習しています。

それと、全ての曲に言えるのですが、歌は全くダメです。
こればかりは天性の物と思っています。
気胸という肺に穴が空く病気を患ってからは、声を出すことも少し怖くなっています。

三線の音色に魅せられたのでしょう、こんなハンディがあっても三線を弾くことはやめられません。

コンテストの継続は大変だろうな。 [DIY]

三線おやじが作ったものが、DIYコンテストで入選しました。
昨日は、その展示会に行ってきました。
コンテストの名称は、「エンチョーDIYグランプリ」。今回で15回目です。
12回目の時に「DIYで作る沖縄三線」で応募して賞を頂いた思い出深いコンテストです。
081117エンチョーDIYグランプリ.jpg
今回三線おやじが応募したのは、妻から依頼されて作った「組立式ぞうり編み台」
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入選でいただいた記念品は「電動ドライバ」です。
081117電動ドライバ.jpg
我が家の電動ドライバの電池がそろそろ寿命だと感じていたので、とてもありがたい記念品でした。

このコンテスト、主催者も大変苦労しているだろうなと感じたことがあります。
それは、常連の応募者の扱いです。
今回も常連の方々の作品が受賞作品としていくつか展示されていました。
常連の応募者は腕は確かですし、受賞するつぼも心得ていると思います。
たぶん、このコンテストを目標に作品を作っているのでしょう。
他の展示品と比較すると、どうしてこれがもっと良い賞をもらえないのだろうと思われます。
よほどのアイデアと腕がなければ、新参者がかなうわけがありません。
でも、主催者としてはなるべく新しい人の参加を希望しているはずです。
良質の作品は確保したい、でも多くの参加者を募りたい。
そんなジレンマがあるのではと、余計な思いをめぐらせていました。

そういう私も、3回も応募しているので常連と言えなくはありません。
ただ、コンテストのために作ったものは一つもありません。
作ったものは全て現役で活躍しています。

ほんとうは人間問題なんだよね。 [雑談]

081109KIZUKI.jpg

気付くのは今。
築くのは明日。

昨日見た映画のキャッチフレーズです。
映画のタイトルは
KIZUKI
環境問題を取り上げた映画です。

環境問題のような社会的な問題を題材とする映画というと、主張が先走りして押し付けがましいとの印象が強く、正直なところ期待はしていませんでした。

ところが、この映画はそんな先入観とは関係の無い次元にありました。
なんともいえない雰囲気をかもし出しているのです。
フィクション映画を見た後の高揚感はありません。
ドキュメンタリー映画を見た後の感動もありません。
でも、心に染み込んでくるものがあるのです。

この映画は、一般の映画館では公開されていません。
興味を持ったグループや団体による自主上映のみのようです。
DVDを手に入れる方法はあるようです。
個人的には、劇場で見るよりもお茶の間でなんとなく見るほうが良い映画だと思います。

DVDを含めた映画についての情報を入手するには、HPの検索エンジンにローマ字で「KIZUKI」と入力して下さい。

そのパワーをもっと活用する道は? [地域]

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この写真、何だと思いますか?
このサイズでわかった方はすごいですね。
画像の上にカーソルを移動してクリックすると原寸で表示されます。
これらの車には共通点があります。
  全て軽自動車。 これも正解です。
よーく見てください。
おなじみのマークが付いています。
高齢者マークです。
紅葉マークとも呼ばれています。枯葉マークなどと言う口の悪い人も....

この写真は、平日の午後、とある広場の前で写したものです。
広場ではグラウンドゴルフが行われているようでした。
まさか、全ての運転者が75歳以上とは思えませんが、田舎の高齢者の方々は本当に元気です。
私の住んでいる地域では、高齢者が広場に集まって何かをしているのはよく見かけます。
かつては、このような光景を見かけると、子供の遊び場を占拠してまでやることか?と思っていました。
最近は少し違う思いもあります。
人には誰かとつながっていることを確認する為の場が必用なんだと。
私自身、仕事を辞めて5年がたとうとしているので、余計にそう感じるのだと思います。

リタイアした人はたくさんいらっしゃる。
そのような方々は、自分の存在を確認したい思いがあるでしょう。
それが、さまざまな高齢者の集まりへの参加を促しているのでしょう。

そのような思いを満足させるような社会貢献制度があればいいなと思いました。
リタイアした人たちが、自分の持っている能力を活かすことで充足感を得ることができる制度です。
高齢者の能力を活用する登録制度などもありますが、本当にうまく機能しているのか?
うまく機能しているなら、平日の広場に高齢者が集まるのはもっと少なくなるのでは?

色々なことを考えさせてくれる光景でした。

三線おやじの三線作り もくじ [手作り三線]

三線おやじの三線作りの目次です。
項目をクリックすれば該当するページを表示します。
ブログでは本のように簡単に目的のページを表示できませんが、その不便さもこの目次で少し解消されると思います。
三線4台.jpg
もくじ

はじめに
三線作りをはじめる前に
   三線の全体像/三線作りの基本/三線作りに使う道具
   /三線の扱い方/三線の製作図
三線の製作
   カンカラ三線を作ろう
      歌口の製作
      棹の製作
         材料の選び方
         棹の墨付け
         棹の粗加工
         棹の仕上げ加工
      缶チーガの製作
         材料の選び方
         墨付け
         缶の角穴加工
      ウマの製作
      カラクイの製作
      猿尾の製作
      三線の弦
   本格的な三線を作ろう
      チーガの製作
         材料の選び方
         チーガの加工
         チーガの仕上げ
      チーガに布を張る
         布張り治具の製作
         布張り作業
            材料選別
            布張り作業
三線用の小物
   三線スタンド
   三線掛け
   胴巻き
三線づくりに必要な道具と材料
      道具1
      道具2、材料
道具の手入れ
音階について(三線ポジションの音楽理論)
設計図を書こう
三線の扱い方入門
   三線の組み立て
   弦を張る
   音を出す
      音を出す準備
      音を合わせる
      三線を弾く
      三線の楽譜(工工四)
あとがき
付録
   図面の読み方
   図面を見るには

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