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三線おやじのDIY4 ダストボックス [DIY]

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これは何でしょう?

ルーターを購入した10年位前から作ってみたかったものです。
ルーターを使った方はご存知とは思いますが、加工中に出る木屑が広い範囲に飛び散るのです。
それを軽減するために、掃除機のホースにつなぐための部品が付属品として付いています。
最初、この付属品を家庭用の掃除機に接続して使いました。
結果は散々です。直ぐにフィルターが目詰まりしてしまい、木屑を吸引してくれなくなりました。
業務用の木工用掃除機を購入するのがベストでしょうが、DIY用としては大げさですし、金額も収納場所も馬鹿になりません。
家庭用の掃除機を流用する方法として、中間に遠心分離機能を備えた集塵ボックスを設置すれば何とかなるのではと思っていたのですが、ルーターの使用機会があまり無かったので確認することなく10年が過ぎてしまいました。
今回ルーターテーブルを作った事をきっかけに、このことを思い出してしまいました。
まず、中間に集塵ボックスを設けても吸引力は確保できるかを確認する為に、ダンボールの箱で作ったのがこれです。

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このように使います。
結果は上々、吸引力の大きな低下もなく目的とする機能を発揮してくれました。
遠心分離機能を持った集塵ボックスを作る気持ちにさせてくれました。
とは言っても、もったいないので、このダンボール箱も機能しなくなるまでは使います。

090428ルーターテーブル加工品.jpg
さっそく、加工した結果がこれです。
同じものを加工する正確さとスピードでは機械にはかないませんね。
手作業の技術が失われていくのが良くわかります。

ピンホールスコープ?! [DIY]

ピンホールカメラをご存知ですか?
針先で空けた小さな穴を通過する光を印画紙に当てると写真になるという原理を利用したカメラのことです。
印画紙をセットするのですから、光が入ってこない空間を準備しなければなりません。
その空間のサイズは10cm四角程度ですが、形状は四角である必要はありません。
直径0.3mm程度の穴を空けた面から5cm~10cmの場所に印画紙がセットできればどんな形状でもOKです。
藤枝は茶商さんの多い町です。
茶商さんは使い終わったお茶缶をたくさん持っています。
そこで、お茶缶でピンホールカメラを作って楽しむことが出来るのではと考えた人がいます。
その人は持ち前の行動力で、「趣味のサークル」を立ち上げてしまいました。
その詳細とお茶缶ピンホールカメラについては、そのサークルに参加している妻のブログを観てください。

さて、物づくりというと首を突っ込みたくなる三線おやじとしてもピンホールカメラは面白い材料です。
ピンホールカメラの原理を利用したちょっと変わったものを作ってみたくなりました。
ピンホールカメラの弱点の一つはあらかじめどのように写るか確認できないところです。
同時にそれが面白いところでもあるのです。
他にも、弱点とも利点とも言えない特徴がたくさんあり、これがピンホールカメラを魅力的なものにしています。
でも、あらかじめ画像を確認する方法があっても良いと思い、作ってみたのがピンホールスコープです。

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ティッシュペーパーの箱を利用して作りました。
ピンホールからの画像を映すスクリーンはゴミ袋を流用しました。
すりガラスにすれば、もう少しはっきりした画像が得られるかもしれません。

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スクリーンを見るとき周りの光が邪魔になります。
そこで、フードをつけました。
もう少し丁寧に作れば光が漏れてこなくなり、相対的にスクリーンに映った画像が明るくなるでしょう。


このピンホールスコープ、日中の屋外の景色がかろうじて見える程度です。
ピンホールを通過する光の量では屋内での使用は殆ど無理です。
加えて、このスコープを使っている人はとても怪しい人に見えます。

三線おやじのDIY3 やっと完成ルーターテーブル [DIY]

風邪で一週間寝込むなど、この一ヶ月体調が思わしくありませんでした。
こんな状態ですから、DIYのほうもブログに書く程の進展がありませんでした。
それでも、やっとルーターテーブルが完成しました。

ルーターテーブルとはなんぞやと思われる方が殆どと思います。
そもそも私が勝手につけた名前ですから、解らない方が普通です。

ルーターというのは、小さい刃を高速で回転して加工を行う木工用の電動工具です。
溝を彫ったり角の形状を整えたりすることに用います。
正確な加工を行うには、基準面に沿わせて加工を行う治具が必要となります。
通常、基準面に沿わせて動かすのはルーターですが、加工される材料を基準面に沿わせて動かしたほうがよい場合もあります。
このとき、ルーターを固定する治具が必用となります。
それが、今回製作したルーターテーブルです。

こんな説明ではイメージが掴めないですよね。
そこで、設計図と完成写真を載せます。

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ルーターの寸法測定と図面作成に時間がかかりました。
でも、これなくしてはテーブルの設計は出来なかったでしょう。

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ほぼ設計図通りとなりました。

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心配だったルーターの取り付けも、問題はありませんでした。

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このテーブルの最大の特徴は、分解できることです。
だから正確な設計が必要でした。
出来上がったものが設計通りに機能するのはうれしいものです。

これで、リビングルーム用のラックの完成に向けてまた一歩近づくことが出来ました。

完成はいつになるかまだ見当もつきませんが.....

三線おやじのDIY2 踏み台?を作る [DIY]

前回、角の継目のめどが何とか立ったので、次の段階に進むことにしました。
リビングの大きな棚を作る前に、小さい棚を作ることにしました。
ところが、小さい棚を置く場所が見当たりません。
そういえば、トイレに踏み台兼用の小さいラックが欲しいと言われていました。
今も小さいラックが置いてあるのですが、そのラックは踏み台の代わりにはなりません。
以前そのような使い方をしてひどい目にあった人がいます。
そこで、踏み台兼用の小さいラックを作ることにしました。
継目の強度を確かめるにはちょうど良いかもしれません。

まず、設計をしました。
090212ラック小.png
今トイレに置いてあるものとほぼ同じサイズです。
トイレに置くにはもったいないと言われるようなものにしたいものです。
強度の面も十分なはずですが、実際はどうなることかちょっと不安です。

早速、近くのDIYショップで材料を購入して切断しました。
現在ノコで加工できるところまで終わっています。
090212のこ切断面.jpg

後はノミを使って仕上げなければなりません。
棚板は、はめ込むことが出来るようにするつもりです。
この加工も大変です。正確な加工をする為に、まずルーター(溝や角の加工が出来る道具)を取り付ける作業台を作る必要がありそうです。
小さいラックですが、加工にかかる手間はかなりなものになりそうです。
はたして完成するでしょうか?

三線おやじのDIY1 木組みを使ってみたい [DIY]

しばらく物を作っていなかったので、物作りの虫がうずうずしてきました。

妻の作業部屋からあふれ出したものがリビングの一角を占領し始めたこともあり、だいぶ前に妻から要望が上がっていた、リビングルームのラックを作ることにしました。

リビングルームに置く家具ですから、見栄えにも配慮したものを作りたい。
これまで作った棚物のように、板の組み合わせでも良いのですが、もう少し凝ってみたい。
そんなことを思うと、日本の伝統的な木組みを応用したラックのイメージが頭の中に浮かんできました。
一辺が3cm程度の角材を使ったジャングルジムのようなラックです。サイズは1.8mx1.8m程度、結構大物です。
さらにそのイメージの中では、ラックの角はどこから見ても端面が45度に加工された角材がつき合わせてあり、釘は一本も使っていません。
でも、実際にそんな加工ができるのでしょうか?
高級家具ではそんなイメージのものを見たような気もします。

イメージを現実のものとするには、木材をつなぎ合わせる方法を知らなければなりません。
いろいろ探して、鳥海義之助さんの「図解 木工と継手と仕口」がよさそうに思えたので、早速購入しました。
本の内容を紹介することが目的ではないので詳しくは書きませんが、日本の木工の奥深さが伝わってくる書で、購入して良かったと思いました。
外見では単純に見えるつなぎ合わせも、強度を保つ為に複雑な加工がなされている事が良くわかります。
正直、こんな加工が素人に出来るだろうかとの思いがわきあがってきます。
そこで、3段階の目標を作って目的を達成することにしました。
1.難しいつなぎ合わせは、端材でその部分だけ作ってみる。
2.基本構造は同じだが、サイズも小さく構造が単純なラック(実用品)をつくる。
3.リビング用の正規のサイズのラックを作る。

まず、1.の目標です。
ラックの角の部分の加工がとても難しそうです。そこで、まずサンプル加工をしてみることにしました。
端材の端面を加工し、
090203端面加工.jpg

組み立ててみます。
090203組み合わせ.jpg

少しガタはでましたが、初めての加工としては上出来です。
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2.の段階に進む決心がつきました。

コンテストの継続は大変だろうな。 [DIY]

三線おやじが作ったものが、DIYコンテストで入選しました。
昨日は、その展示会に行ってきました。
コンテストの名称は、「エンチョーDIYグランプリ」。今回で15回目です。
12回目の時に「DIYで作る沖縄三線」で応募して賞を頂いた思い出深いコンテストです。
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今回三線おやじが応募したのは、妻から依頼されて作った「組立式ぞうり編み台」
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入選でいただいた記念品は「電動ドライバ」です。
081117電動ドライバ.jpg
我が家の電動ドライバの電池がそろそろ寿命だと感じていたので、とてもありがたい記念品でした。

このコンテスト、主催者も大変苦労しているだろうなと感じたことがあります。
それは、常連の応募者の扱いです。
今回も常連の方々の作品が受賞作品としていくつか展示されていました。
常連の応募者は腕は確かですし、受賞するつぼも心得ていると思います。
たぶん、このコンテストを目標に作品を作っているのでしょう。
他の展示品と比較すると、どうしてこれがもっと良い賞をもらえないのだろうと思われます。
よほどのアイデアと腕がなければ、新参者がかなうわけがありません。
でも、主催者としてはなるべく新しい人の参加を希望しているはずです。
良質の作品は確保したい、でも多くの参加者を募りたい。
そんなジレンマがあるのではと、余計な思いをめぐらせていました。

そういう私も、3回も応募しているので常連と言えなくはありません。
ただ、コンテストのために作ったものは一つもありません。
作ったものは全て現役で活躍しています。

布ぞうり台 [DIY]

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布ぞうりを作るための台を組み立て式で作った話を以前書きました。
このぞうり台を作った目的は、
・収納するときのスペースを減らす。
・持ち運びに便利。
の2点でした。
もちろん、一台だけでした。
ところが、妻が布ぞうり作りの指導をすることになり、2つ追加で作りました。
さらに、この台がほしいという方が表れて、2つ追加で作ることになりました。
そのパーツの写真が最初の写真です。
現在我が家には4台のぞうり台があります。
結局、一台分と同じかそれ以上のスペースを占領しています。

組み立てて使うとこうなります。
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久しぶりに砥ぎました。 [DIY]

前にラックを作ったとき、鉋(カンナ)の切れが悪くなっている事に気付きました。
そろそろ、砥がなければと思っていたのですが、始めるきっかけがつかめなくて一ヶ月以上が経ってしまいました。
今週に入って、妻に頼まれていたぞうり台の追加分を作ったのですが、やはり鉋の切れが気になり、今日やっと重い腰を上げて、久しぶりに”砥ぎ”を行いました。

しばらく”砥ぎ”をやっていないので、鉋以外の我が家の刃物も砥ぐことになりました。


これが三線おやじの”砥ぎ”セットです。
左から、砥石の滑り止め、仕上げ砥石、中目砥石1、中目砥石2、ダイヤモンド砥石、粗目砥石です。


そして、”砥ぎ”が必要だった我が家の刃物たちです。この写真以外に園芸用のハサミも砥ぎました。

定期的に砥いでいれば、短時間で終わるのですが、なにしろ久しぶりです。
刃はかなり磨り減っていました。
始めてから終わるまでに2時間半もかかりました。
もうへとへとです。
自分の体力を何とかせねばと実感しました。


三線おやじはDIYおやじに? [DIY]

やっぱり、ものづくりは良いですね。
今回は、キャビネットを2つ作りました。
いつものように、まず設計をします。


このキャビネットは、パソコンのサイドテーブルとして使います。
A4のファイルだけでなく、A3のファイルも横置きで収納できます。
プラスチックケースのキャスターが沢山余っていたので、これを使うことにしました。
プラスチックケースに付属していたキャスターは軸を差し込んで固定するタイプです。
固めの木材をキャビネットの下に取り付けることで、このタイプのキャスターを使用できるようにしました。


思ったとおりに出来ると、本当に良い気持ちになります。
やっぱり、最初の設計がポイントですね。

最近の我が家は、妻の物があふれています。
資料集めが好きで、手仕事が好き、そしてライターのような事もやっているので、物が増えるのは必然かと思います。
今回のキャビネットも妻の要望で作りました。
次は、何を作る事になるのか?
怖いような、楽しいような・・・・・・


ぞうり、なかなか良いですよ!? [DIY]

ぞうりを作る台のその後です。

幅を調整するパーツが役にたって、妻がぞうりを作ってくれました。
これで、楽しい裸足生活ができるようになりました。
でも、歩くときにパタパタ音がするので、家の中での移動の様子が音でわかるようになりました。
妻にとっては良いことかもしれません。

最初は、きつすぎて小さすぎる位でよいこともわかりました。
履いているうちに鼻緒は少し長めになってしまい、大きさも少し大きすぎると感じるようになりました。


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