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昔の本も捨てがたい [雑談]

本棚がいっぱいになってしまいました。
文庫本やペーパーバックサイズの本は写真のようにティッシュペーパーの箱に入れてスペースを稼いでいるにもかかわらず、本棚以外の場所に積み上げなければならなくなってしまいました。
今年の夏一ヶ月ほど入院し、そのときに読んだ本が加わったおかげで、さらにひどい状態になり、見てみぬふりができなくなってしまいました。
重い腰をあげて本棚を整理することになりました。

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スペースの有効利用も工夫していたのですが、本棚はいっぱいに....

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本棚の一部。壁一面に作りつけ。しばらくはいっぱいにならないはずだったのに。

昔は「野菜のように本を買う」と妻に言われたほど本を購入していました。
でも、それは結婚する前の話で、その頃の本の殆どは度重なる引越しの都度ダンボールに詰めて私の実家に送ってしまいました。送られた本は今でも実家の2階にある物置エリアに箱詰めのまま積み上げられています。
時のたつのは恐ろしいもので、購入量は減ったといっても毎年着実に増え続け、とうとうあふれてしまいました。
本棚を整理をすると言っても、いっぱいなのですから退去してもらう本が出てきます。
本を大量に購入していた頃の生き残り、SFマガジン(1975位から約15年分)を本棚から外すことにしました。
たしかに、ここ何年も手にしたことはないので外しても良いはずでした。
外すと決めて手にしてみると、未練が出てきます。
「30年前の雑誌の文字は小さかったな」とか「豊田有恒さんの「ダイノサウルス作戦」、今ならちょっとありえない設定かも?」など、ついつい読んでしまいます。
こんなことで本棚の整理ができるのだろうかと思いながらも、昔の本を読み返すことに楽しみを見出してしまいそうです。

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30年前の雑誌も結構読めたりします。

「レッドクリフ」と「赤壁の戦い」 [雑談]

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レッドクリフを観てきました。

映像はすごい。
戦闘シーンなどは、映画館で観なければと思わせるだけの迫力がありました。
さすがです。
でも、前編だからまだどうなるのか解らないけど、
三線おやじのイメージの中にある「赤壁の戦い」とはだいぶ違うなと思いました。
「ストーリーに必要かと思われる陸上戦」や「孔明と周瑜は友達関係?」等、そうだったかなと思われる展開です。
表現方法にも少し違和感がありました。
圧倒的な曹操軍のはずが、画面からあまり伝わってこないのです。
大軍は出てくるのですが、とてもこんな軍隊に勝てるわけがないと思わせるものが伝わってこないのです。
7人の侍の野武士の群れの方が、人数は少ないのに勝てるわけがないと思わせるのは何故なのでしょう?
配役も、もう少し役柄に応じた変化を持たせた方が良かったと思います。
三国志の予備知識があり、東洋人の顔に見慣れている私ですら、誰が誰か区別がつきにくかったのですから、西洋人が見たらどうなるのでしょうか?西洋的な東洋人俳優を並べたせいでしょう、東洋人顔そのものの中村獅童がとても目立っていました。
曹操の描かれ方も、少しかわいそうです。
他の役にも言えるのですが、それぞれが国を背負っている重さがあまり伝わってきませんでした。
そんな中、関羽と張飛のイメージはなかなか良かったと思います。

ジョン・ウーが伝えたいポイントはどこにあるのか?
後半を見れば納得できるのかもしれません。

ストーリーには全く関係ありませんが、エンドロールの文字が判読不可能なほどに小さくてぼけているのはわざとだったのでしょうか?

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